超音波治療経過報告
以前、中足骨近位端骨折の患者さんに超音波を照射して経過を報告すると言っていたので、簡単ですが報告をします。

Pt,高校2年生(♂) サッカー部に所属
受傷原因 サッカー試合中、スパイクで足を踏まれて負傷。
傷病名  左第4中足骨近位端骨折
治療機器 ITO US-750

CIMG0013.gif


受傷当日 局所圧痛(++) 腫脹(+)の為、足指部~下腿上部までギプスシーネ固定。松葉杖歩行。


受傷翌日 整形外科で左第4中足骨近位端骨折と診断。本人の申し出により、片松葉杖とする。
       局所冷却20分 超音波3M  OTMモード 30% 0.50W/㎝2 で8分固定照射。

受傷後1W 腫脹(-) 圧痛(±) 
       局所冷却20分 超音波3M  OTMモード 30% 0.75W/㎝2 で8分固定照射。

受傷後2W 腫脹(-) 圧痛(-)
       局所冷却20分 超音波3M  OTMモード 40% 1.25W/㎝2 で5分固定照射。

途中で5日間年末年始休みに入る。

受傷後3W 腫脹(-) 圧痛(-) シーネ固定、松葉杖除去。
       

受傷後15日程度で疼痛完全消失。
25日後サッカーでダッシュしても痛みは無し。
15キロ位走ったが、全く痛みは無かったとの事。

「まとめ」
年齢が若いのもあると思うが、早期回復・部活復帰ができた。
骨折にはある程度の刺激を与えた方が骨癒合が早まると言うのは本当のようだ。

超音波=温熱治療だけではなく、照射方法によって優れた治療効果を出すことが出来る。
急性期でも超音波刺激によって炎症が増大することは無かった。

「問題点」
超音波治療器がプローブタイプなので、人手が必要になる。
スーパーライザーのアームのような物を作って、固定照射ができると非常に便利だと思うので今度、作ってみようと思う。





 
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[2008/01/09 19:56 ] | 院長の日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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